2016/09/22 21:19


私が、ずっと前から気になっていた三角山。

遠くからいつも見るたびに、「何故あの山が気になるんだろう。。」と思っておりました。

そこは自宅から車で1時間ほどのところにあります。

この春、思い切ってその山に登り神社を参拝することにしました。

そこで、不思議な体験だったのですが、「勾玉を作るように!」と、同行した友人にメッセージが降ろされました。



「えっ!勾玉ですか???」  



そして数日後、今度は近くに滝がある神社に出かけたのです。

すると、今度は、


「2個で、3333円」と、何故か脳裏に浮かんできたのです!





本当に自分が作るのだろうか。

この流れは何を意味しているのだろうか。

しばらく考える日々が続きました。



そんな時、ふと、思ったのです。

自分に聴いてみよう。。。。


私はよくお風呂に入っている時に何か閃くことがあるのですが、

本当に私が作るのなら、色は何いろ?

簡単に答えが出るわけないか。。。と思いながら、ちょっと質問してみました。。。


ところが、ビックリ! 

「あか」と口にしたのです!自分が!



私は普段は、洋服も小物も、赤を身につけることはほとんどありません。

全く思ってもいない色でした。

しかし、自分が口にした色なので、

翌日、赤の絵の具を何色か買ってきました。

そして、色を塗ってみたのです。

でも、最初に購入した色はなんだか違っていました。
しっくりこないのです。

再度、絵の具を買いに出かけました。



そんなことをしているうちに、
1冊の本を偶然手にしたのです。(偶然はないですね!)


それは、10年ほど前、私が足を骨折した時に読んだ、

ホツマツタエ の研究家  鏑 邦男 さんの著書、

「東北は日本の母」という本でした。



何気なく手にしてパラパラとページをめくったら、こんな文章を見つけました。



三種の神宝の一つ、八坂瓊の勾玉は、この瓊の教の物実である。”八坂瓊”は弥栄瓊の意で真赤な勾玉をいい、勾玉は瓊の教を意味し、渦を形象化したものである。勾玉は日本独自の宝玉である。


トモエ紋については、いろいろな意味付がなされている。たとえば、一つは陰陽説である。中央に二つトモエは宇宙の根源である対極をあらわす。


また、トモエは水をあらわす。渦巻きから流水のカタチに転じ、やがて防災のオマジナイに用いるようになった。

トモエ紋はもともと渦巻文様を図案家したものから発達したものである。われわれの遥かなる祖先が、天空の渦を水中の渦にうつし見て、その中に宇宙の摂理と法則を見出したものだった。






なんだか深いなぁ。





そして古事記にはこんな場面で勾玉が登場します。


天照大御神が天の岩屋にお隠れになり、困り果てた八百万の神々は天の安河の河原に集まり、
イシコリドメノ命には鏡を作らせ、玉祖命にはたくさんの勾玉を使った玉飾りを作らせ、。。。。


と勾玉が登場します。



日本人は古代から、勾玉を何らかの役目をするものとして大事にしてきたものであることは間違いないようです。

そして、縄文遺跡などからも勾玉を使った首飾りがたくさん出土されています。

私が住んでいる町でも、古墳から勾玉の首飾りが出土されています。



勾玉は、神を感じるものとして、または、生命力を感じるものとして、

古代から今に至るまで伝えられてきたもの のような気がしました。


今回、私なりの勾玉の解釈で、受け取ったメッセージをもとに勾玉をつくることに致しました。

勿論、赤を入れて

そして、沢山の作ったサンプルの中から、色を組み合わせました。


  紅  赤&シルバー
 若草  緑&シルバー
 紫苑  紫&ゴールド
 瑠璃  濃青&素焼き
 煌き  ゴールド&シルバー




勾玉はすべて手作りのため、形、大きさ、色、など、ひとつひとつ違っております。


どうぞ御縁のある方のもとに届きますように。

よろしくお願いいたしますm(_ _)m